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インバーター式冷蔵庫の見分け方とは?メリット・デメリットや選び方についても徹底解説

インバーター式冷蔵庫は、モーターの動きを自動的に調整する機能を持っており、内部温度などを状況に応じて細かくコントロールでき、エネルギーの無駄を抑えて効率的な電力使用を実現できます。

本記事では、インバーター式冷蔵庫の見分け方について紹介します。

他にも「インバーター式冷蔵庫のメリット・デメリット」や「インバーター式冷蔵庫の選び方」についても解説していきます。

ぜひこの記事を参考にして、インバーター式冷蔵庫の見分け方について理解を深めてみてください。

インバーター式冷蔵庫とは?

インバーター式冷蔵庫とは、コンプレッサーやモーターの回転速度を状況に応じて柔軟に変えることで、より効率的な運転を実現する仕組みのエアコンです。

ドアの開閉や庫内・周囲の温度変化に応じて最適なスピードに調整されるので、無駄なエネルギー消費を抑えながら、必要な冷却性能を発揮します。

これによって、電力の使用量を減らし、節電効果が期待できます。

また、パワーが不要なタイミングでは回転数を落とし、効率よく運転されます。

このように、モーターを必要以上に動かさずに済むので、電力の無駄遣いを防ぎ、二酸化炭素排出の削減にもつながります。

インバーター式冷蔵庫の見分け方

インバーター式冷蔵庫の見分け方については、主に以下の4つが挙げられます。

  • 運転音を確認する
  • スペックシールを確認する
  • 型番をインターネットで検索する

それぞれの見分け方について解説していきます。

運転音を確認する

インバーター式冷蔵庫の見分け方として、運転音を確認することが挙げられます。

インバーターを搭載している冷蔵庫は、動作時の音は低めの「ブーン」という音が穏やかに続くことがあります。

コンプレッサーの回転数を細かく調整するため、一定の音で静かに運転し続けるのが特徴です。

一方で、インバーター非搭載のエアコンは、作動と停止の切り替えが明確で、「カチッ」という作動音のあとに、「ブーッ」とやや大きめの音が鳴る仕組みになっています。

このように、非搭載の冷蔵庫は動作を周期的に繰り返すため、音の変化が分かりやすいのが特徴なので、運転音を確認することでインバーター式冷蔵庫を見分けることができます。

スペックシールを確認する

スペックシールを確認することで、インバーター式冷蔵庫かどうか見分けることが可能です。

具体的には、冷蔵庫の本体側面やドアの内側に貼られている「仕様表示シール」には、製品の型式番号や電力に関する情報が明記されています。

このラベルに「インバーター」「インバータ制御」「インバータ圧縮機」などのキーワードが記されていれば、その冷蔵庫はインバーター方式を採用していると判断できます。

型番をインターネットで検索する

型番をインターネットで検索することで、インバーター式冷蔵庫かどうか見分けることができます。

具体的に、冷蔵庫の型番をインターネットで調べる際は、Googleなどの検索エンジンを使って、メーカーの公式ページやユーザーの口コミサイト、あるいは価格比較サイトなどが挙げられます。

その際、「インバーター機能の有無」や「年間の消費電力量」などの記載内容を確認することが重要です。

特に、年間消費電力量が300〜450kWhの範囲であれば、省エネ性能に優れたインバーター式の可能性が高いと言えます。

インバーター式冷蔵庫のメリット

インバーター式冷蔵庫のメリットについては、以下の5つが挙げられます。

  • 電気代が抑えられる
  • 静音性が高い
  • 管理温度が精密
  • 温度が安定しやすい
  • メンテナンス性が高い

それぞれのメリットについて解説していきます。

電気代が抑えられる

インバーター式冷蔵庫のメリットとして、電気代が抑えられる点が挙げられます。

具体的には、内部に搭載されたコンプレッサーの動きを細かく調整できるので、電気代を抑えることができます。

旧来型の冷蔵庫では、庫内の温度が一定以上に上昇するとコンプレッサーが最大出力で作動し、設定された温度まで下がると完全に停止する「オン・オフの繰り返し」によって冷却が行われており、消費電力が高いデメリットがありました。

一方で、インバーター式冷蔵庫は、庫内の温度変化を感知してコンプレッサーの回転数を柔軟に変化させることができます。

その結果、冷やし過ぎることなく、必要なときに必要な分だけ冷却を行うことが可能になり、電力の無駄を大幅に減らすことができ、長期的に見ると電気料金の節約にもつながります。

静音性が高い

インバーター式冷蔵庫は、運転中でも音が静かで、スムーズに動作します。

特に夜間や物音が気になる静かな場所では、その静音性の高さが一層際立ちます。

従来型の冷蔵庫では、コンプレッサーが起動・停止するたびに大きな音が発生することが一般的ですが、インバーター式ではこうした急な動作音が抑えられているため、マンションや寝室の近くなどにも安心して設置することが可能です。

温度が安定しやすい

インバーター式冷蔵庫のメリットとして、温度が安定しやすいことが挙げられます。

実際に、食品の品質を長く保つためには、冷蔵庫内の温度を一定に維持することが重要になります。

インバーター式冷蔵庫では、コンプレッサーの動きを細かく制御することで、庫内の温度が急激に上下するのを防ぐことができます。

その結果、庫内全体の環境が安定しやすくなり、食品の劣化を遅らせる効果が期待できます。

また、インバーター冷蔵庫の多くには「チルド」「氷温」など、食材の種類に適した温度で保存できる専用室が備わっており、保存の選択肢と精度が一段と高まっています。

メンテナンス性が高い

インバーター式冷蔵庫は、メンテナンス性が高いメリットが挙げられます。

また、コンプレッサーの負荷を適切に制御できるため、部品の摩耗が少なく、結果的に製品全体の寿命が長くなるという利点もあります。

このように、長期的に見ると修理や買い替えの頻度が減り、コストパフォーマンスに優れていると言えます。

インバーター式冷蔵庫のデメリット

インバーター式冷蔵庫のデメリットについては、以下の2つが挙げられます。

  • 価格が高い
  • 故障に気づきにくい

それぞれのデメリットについて解説していきます。

価格が高い

インバーター式冷蔵庫は、性能面で優れている分、本体価格が高めになるデメリットが挙げられます。

特に、最新機能を多数搭載したタイプや大容量モデルでは、価格が10万円を超えることもめずらしくありません。

このように、省エネルギー性能の高さから、長い目で見れば電気代の節約が期待できるものの、購入時のコストが気になって導入をためらう人も少なくありません。

故障に気づきにくい

インバーター式冷蔵庫は、故障に気づきにくいデメリットが挙げられます。

実際に、インバーター式冷蔵庫は、モーターの回転速度を状況に応じて調整することで、効率的なエネルギー使用を実現しています。

この特性により、万が一不具合が生じても、冷蔵庫全体が停止するわけではなく、「少し冷えが弱くなったかな?」と感じる程度で異常に気づかないケースも少なくありません。

その結果として、庫内の温度が適切に保たれず、食品の劣化や傷みにつながることもあり、最悪の場合、食中毒のリスクが高まる恐れもあるのです。

特に、見た目や匂いに異常が現れにくいケースでは、日頃から食品管理に気をつけている家庭でも、問題を見逃してしまうことがあります。

このように、インバーター式冷蔵庫は故障に気づきにくいリスクが挙げられます。

インバーター式冷蔵庫の選び方

インバーター式冷蔵庫の選び方については、以下の4つが挙げられます。

  • 容量・サイズ
  • ドアの開き方
  • 機能
  • ドアの素材

それぞれの選び方について解説していきます。

容量・サイズ

インバーター式冷蔵庫を選ぶ際は、収納容量と本体サイズの両方を確認することが重要です。

実際に、大容量のモデルが魅力的に見えても、キッチンのスペースに収まらなければ意味がありません。

また、冷蔵庫を設置する際は、本体が発する熱を効率よく逃がせるよう、周囲に十分な空間を設ける必要があります。

特に家庭用の大型冷蔵庫の場合、本体の左右に最低でも0.5cm、上部には5cm以上の隙間を空ける設計が一般的です。

一方、小型タイプの冷蔵庫では、左右に2cm以上、上部に10cm以上、背面に5cm以上のスペースをとることが推奨されています。

このように、購入の際には、容量とサイズを考慮して、設置可能なサイズを選びましょう。

ドアの開き方

インバーター式冷蔵庫を選ぶ際には、ドアの開く向きや構造も重要なチェックポイントです。

具体的なドア開き方については、主に以下が挙げられます。

ドアの開き方特徴
右開きタイプ冷蔵庫の正面に立ったとき、右側にドアが開く設計です。右側に壁や障害物がある場所には便利です。
左開きタイプ左側にドアが開くタイプです。設置場所の左に壁がある場合に適しています。
フレンチドア(観音開き)両開き構造で、中央から左右に開くタイプです。必要な片側だけ開けて中身を取り出せるため、冷気のロスが少なく、省エネルギー性能にも優れています。設置スペースが限られている家庭にも向いています。
左右開き対応タイプ一部のモデルでは、ドアの開閉方向を左右どちらにも変更できる構造になっており、引っ越しやレイアウト変更が多い方におすすめです。設置場所を選ばない柔軟性が魅力です。

特に大型モデルはフレンチドア(観音開き)が主流で、小型モデルは片開きが多く、設置場所に応じて適したタイプを選ぶことで、より使いやすくなります。

機能

インバーター式冷蔵庫を選ぶ際には、機能で選ぶことも重要です。

現代の冷蔵庫は、保存する食品の種類や目的に応じて温度や湿度が異なる複数の収納エリアに分かれています。

一般的な冷蔵室や冷凍室のほか、容量が250リットル以上の機種には、チルド室や野菜室といった専用スペースが追加されていることが多いです。

それぞれの部屋は単に温度が違うだけではなく、食材の特徴に合わせた冷却技術が使われており、正しく使い分けることで食品の鮮度とおいしさをより長くキープできます。

また、以下のような機能が搭載されているインバーター式冷蔵庫もあります。

機能特徴
野菜の鮮度維持冷蔵庫の野菜室には、野菜本来の水分や栄養を守るための特殊な機能が搭載されている冷蔵庫もあります。温度と湿度を細かく調整し、LEDライトによって光合成を促進し鮮度を保つ技術なども挙げられます。
パーシャル室チルド室よりもさらに低温(約-1~-3℃)で保存するパーシャル室は、食材の表面だけが軽く凍る状態を保ちます。この環境により、肉や魚を冷凍せずに長期間保存でき、解凍の手間もありません。さらに、うまみ成分の流出も抑えられるため、食材本来の美味しさをキープできます。中には、チルドとパーシャルを切り替えられるタイプや、両方の機能を搭載した冷蔵庫もあり、用途に応じて柔軟に使用できます。
急速冷凍による鮮度保持食材を短時間で一気に冷凍する「急速冷凍機能」が搭載されていることがあります。アルミ製トレイで熱をすばやく逃がす方式や、冷風を直接当てる方法、過冷却現象を応用するものなど、メーカーにより手法は異なります。この機能によって、細胞が破壊されにくくなるため、解凍後も食感や味を損なわずに楽しむことが可能です。熱々の料理をすぐに冷凍できるモデルもあるので、調理後すぐに保存したい人には便利です。
自動製氷機能タンクに水を入れておくだけで氷を自動で作ってくれる便利な機能です。機種によって分解して洗えるかどうかが異なるため、衛生面を重視する人は事前に確認しておきましょう。

このように、冷蔵庫の機能は日々進化しており、食材の種類やライフスタイルに合わせて選ぶことで、より快適な生活が実現できます。

ドアの素材

インバーター式冷蔵庫を選ぶ際には、ドアの材質から選ぶことも重要です。

強化ガラスを使用したドアは、傷がつきにくく、日々のお手入れも簡単に行えるのが特長です。

表面に特殊な加工が施されているため、汚れもサッと拭くだけでキレイにすることができます。

さらに、塗装が剥がれやすい一般的なスチール製ドアとは異なり、長期間使っても外観が劣化しにくいのが魅力です。

ただし、ガラス素材のため磁石が正面には付かないという点には注意が必要です。

一方で、スチール素材を使ったドアは、軽量で割れのリスクがなく、安心して使用できる点がメリットです。

また、磁石を使いたい方には特におすすめで、キッチンタイマーや伝言メモ、レシピなどをドアに直接貼ることができます。

実用性を重視したい方には、スチールドアタイプが向いていると言えます。

インバーター式冷蔵庫で消費電力を抑えよう!

今回は、インバーター式冷蔵庫の見分け方について紹介しました。

インバーター式冷蔵庫は、モーターの回転速度を調整することで、不要な電力の消費を抑えた効率的な運転が可能になります。

庫内の温度を適切に管理し、過剰に冷やしてしまうのを防ぐことで、電力のムダ遣いを抑える働きがあります。

今回の記事を参考にして、インバーター式冷蔵庫を選んで消費電力を抑えましょう。

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